アメリカ ジョージア州で運転免許の取得①【筆記試験】運転初心者でも安心!

こんにちは!あーやです。

先日アメリカ ジョージア州にて、運転免許を取得したので、その体験をシェアしたいと思います。今回は【筆記試験】について。

(次回、ロードテストについて書きたいと思います)

 

NYやシアトルのように地下鉄などの公共交通手段が発達したごく限られた都市に住まない限り、アメリカ生活では車を運転することが生活の最優先事項の一つだったりします。「英語よりも大切なのは運転!」なんて言われるくらいです。

 

始めの1ヶ月は国際免許でも運転可能ですが、早めに取得しておきたい運転免許。どんな試験でどう対策したら良いのか、運転初心者でも合格できた体験談としてお伝えしたいと思います!

 

※ちなみに私は日本で学生時代に免許を取得していたものの、ペーパードライバー期間が長く、遂には免許更新を忘れて「うっかり失効」をしてしまった不届き者です…。

国際免許証すら持てず、運転経験ほぼゼロのまま身ひとつで渡米した、そんな私が晴れてアメリカの免許を取得できた!という状況なので、運転に自信がないという方の励みになれば幸いです。

 

もくじ

(1)運転免許取得に必要な書類

(2)筆記試験当日の流れ

(3)筆記試験対策について

(4)さいごに

 

(1)アメリカの運転免許取得に必要な書類

必要な書類は下記の4点です。

  •  パスポートなどの身分証明書
  •  ソーシャルセキュリティカード(これが届くのを待って試験を受けました)
  •  現住所を証明する書類2枚(家の契約書・私宛に届いたSSNの封筒を持参しました)
  •  米国人以外は、グリーンカードやIー94など移民局発行書類

 (私はグリーンカードが自宅に到着する前だったので、パスポートに付帯したVISAのA#を記入しました)

 

そのほか一応、身分証として必要そうなものを一式持って行きました。

 

(2) 筆記試験当日の流れ

まず最寄りのDDS(Department of Driver Service=免許センター)に入ると、PC画面上でポチポチと個人情報を自分でインプットしていきます。

 

※ただし、この工程は事前にDDSサイトから登録可能だったようです!

https://dds.georgia.gov

 

※コロナ禍で予約が必要だったという体験談もありましたが、

 私が受けた2021年8月中旬時点では筆記試験は予約なしの飛び込みでOK

 状況や場所にもよるかもしれないので、DDSのHPでご確認ください。

 平日の朝9時半ごろに到着したら、とても空いていました。

 

上記の個人情報インプットが済んだら、整理番号が発行されて少し待ちます。

カウンターに呼ばれたら、書類のチェックをして視力検査と写真撮影をします。

この写真が仮免許に載ります。(本免許取得までの暫くの間しか使わないのですが。)

 

サインをして、$10を払います。

(支払いはクレジットカードでもOK)

 

その後、PCが並ぶエリアに案内され、筆記試験を受けます。

試験の言語は日本語か英語か選べます。

私は英語で模擬試験などを受けてきたので英語にしました。

(日本語の場合は英語も併記されるという情報もありましたが、その担当者がよく知らなかったのか、併記は無いと言われてしまいました。。)

 

筆記試験の内容は3択問題で、合計40問です。

・交通ルール 20問

・道路標識  20問

それぞれ20問中5問まで間違えてOKです。

 

筆記試験が完了したら受付に戻り、

合格手続きをしてペーパーの証明書を印刷してもらい終了です。

 

この紙面があればもう運転練習を開始してOKですが、

1週間後くらいで、ちゃんとしたカードの仮免許が自宅に届きます。

 

(3) 筆記試験対策について

まず下記2つのサイトの模擬試験を徹底的にやりました。

DDS公式の模擬試験

出題率は3割程度の印象ですが、そのまま出ている問題もあるのでやる価値ありです。

https://online.dds.ga.gov/ddsgeorgiagov/practicetest/index.aspx

 

一部課金システムありの模擬試験(私は無料の範囲のみ利用しました)

出題率は2割程度だったと思います。

実際の試験内容よりマニアックで難しい問題が多いですが、実際運転することを想定すると良い勉強になります。私は間違った設問は写メして、それだけ最後に復習しました。

Free Georgia (GA) DDS Practice Tests – Updated for 2021

 

一通り模擬試験をこなした後、下記の「ジョージア州運転マニュアル」をさらい、できるだけ抜け漏れ無きよう目を通しました。

(マニュアルを読んでから模擬テストを受けるより、個人的にはこの順番の方が効率が良い気がしました)

 

マニュアルは下記Webサイトでダウンロードできますが、DDSに行けば冊子を無料で貰えます。

※私は場合は、最寄りのDDSでは品切れと言われ、別のDDSへ貰いに行きましたが。。

online.flipbuilder.com

 

全部で合計5−6時間くらいの勉強量だったと思います。

ちなみに上記をこなせば、運転リテラシーがかなり低かった私でも試験内容は割と簡単に感じられ、不安で臨んだものの筆記試験結果は満点でした。

 

唯一、ジョージア州独特の設問で、あまり意識していなくて焦った設問は、

”When did Georgia's Hands-Free Law start?”といったもので、

→答えは【July 1, 2018】です。

 そんなに実用的な設問じゃないよね、、、と思いましたが。。


(4)さいごに

日本で免許を取得した際の筆記試験よりは、問題数も少なく合格点も低いので、アメリカの試験の方があっさりしている感じがします。

 

個人的には慣れない英語でルールを一から理解するのには、少し苦労しました。

でも英文に目がなれるための良い訓練になったと思います!

 

次の記事で、ロードテストについてシェアしたいと思います。